
「カリスマックス」のMVを見て、韓国でパフォーマンスしている動画を見て、メンバー全員のチッケムを見て、SnowManチャンネルにたどり着いた。
特に、ピンク髪でキレキレダンスを子供のような無邪気な笑顔で踊る、おしゃべり元気な佐久間大介(33)(?!)が好きだ。
佐久間大介の動きや表情、パフォーマンスをもっと見たくて動画を見ていたら、いつの間にかSnowManというグループに惹き込まれていた。
そんな彼らの凄さを語っていきたい。
■高度なコミュニケーションスキル
動画を楽しく見ていてふと気がついたが、彼らは1人1人の発言量が多いのに、話がぶつかる瞬間がない。
「今こっちがしゃべってるでしょ」とか、話そうとして誰かと被ることがほとんどない。
9人も人間が集まって、そんなことがあるか?とびっくりしてしまった。
9人もいたら、誰かと話し出しが被ってしまうことはあるだろう。メンバーの数人だけで話しちゃって、全体の統制が取れないこともある。
それを避けられるのは、普通にコミュニケーションを取っているように見えて、メンバー全員が周りの様子を見て空気を読み合っているからできる高度なコミュニケーションスキルのおかげなのだ。
ゲームをしながらただはしゃいでるように見えたけど、この事実に気がついてからは、彼らのコミュニケーションスキルの方に目がいくようになってしまった。
■女性向けのコミュニケーション
もう一つ、SnowManのすごいと思ったところは、男性社会的なコミュニケーションがほとんどないところである。
女性から見ると、男性同士のノリは、当人たちはいじめているつもりではなくても、少し言葉や態度がきついなと感じることがある。
SnowManの動画では、そういったコミュニケーションがほとんど見られなかった。
「お前」「〇〇じゃねーよ」など、言葉遣いは男性的なものも出てくるけど、「今のいじりきついな、しつこいな」とか、「怖い言い方だな」と感じる瞬間が本当にない。
大人しいとか、丁寧、物静かなコミュニケーションともまた違う。
大きな声でしゃべるし、荒い口調になったりはするが、女性から見て不快に思うコミュニケーションのラインは絶対に超えてこない。
彼らを見る女性は、「男性」を求めている。男性にしかない強さ、粗雑さ、無邪気さ、冷静さなど。
それが男性特有のかっこよさであり、可愛さにつながるのだ。
「かっこいい、可愛い」と感じられるラインは本当に難しく、少しでもラインを越えてしまうと「怖い、気持ち悪い」に転じてしまう。
この繊細なラインを超えないように気を遣うスキルは、一朝一夕で身につくものではないはず。
カメラが向けられてるとはいえ、こういったコミュニケーションが自然に取れるのは、旧ジャニーズ事務所の教育の賜物なんだろう。
メイン客の女性に徹底的に寄り添ったサービスを提供し続ける彼らを見て、約60年続く息の長い企業力を感じた。
SnowManの動画を通して、彼らの凄さを感じると同時に、旧ジャニーズの凄さを体感した。
ジャニーズはあまり知らないんだけど、他のグループもこんな感じなんだろうか。
それともSnowManが特別すごい?
でもこれだけ老若男女を魅力し続けるグループがたくさんいるのだから、高度なコミュニケーションスキルはみんな持っているのかもしれない。
パフォーマンスだけでここまで愛されることはできないだろう。
これからもSnowMan、他のグループも追っていきたい。